UN UOMO A CUI NON PIACE PIU' IL CIOCCOLATO友人ジュセッペはアンドレアの元同居人だ。昨年の夏、無事ルーマニア人の彼女とゴールインし、新婚生活を送るためにペルージャ駅裏のマンションへと引っ越したのだが、相変わらず彼らは仲良しである。ちなみに結…
PANCINO,PANCINA,PANCETTA!!「30歳も過ぎると、お腹の周りの肉がとれないよぅ」「27歳の頃のバディに戻りたい」「イタリア料理は腹に付く!」「イタリアのせいで太った」「2,3年前はなかった肩こりと腰痛がひどい」「これ、絶対内臓脂肪・・・」とウダウダ…
LA SCAMORZA CON I POMODORINI このレシピを忘れていた!何だか最近レシピばかりで申し訳ない。”アンドレアとマリコのお料理日記〜”のようになってきたではないか。ほかにも珍事件・怒事件はたくさんあるのだが、忘れないうちにこのレシピは残しておきたいの…
GLI SPAGHETTI CON I GAMBERETTI ED I POMODORINI これもお手軽、簡単、本当に助かるパスタである。海のないここペルージャで、新鮮なエビはなかなか手に入らない。いや、魚屋や市場へ行けば勿論売っているのだが、海がないことを理由にどの店も大体週に2回…
CHE FAI!!!LO STO ANCORA PRENDENDO!!バカンスの合間をぬって、1日ローマへやってきたわたくし。それはテルミニ駅近く、とあるバールで起こった。見た目は小奇麗な明るいバール。ショーケースにはパニーノやトラメツィーノ、タルトやクッキーが並ぶ。正面に…
LE BRUSCHETTE CON LA SCAMORZA ED I POMODORINI今日の夕飯(もちろんアンドレア宅)はブルスケッタ。2005年秋に獲れたばかりのL'OLIO NOVELLO(新しいオリーブオイル)を、プーリア州の実家から持ってかえってきたばかりだから是非味わってみて、ということ…
LUCIANO E LARA久しぶりの登場である。ペルージャ外国人大学すぐ脇から伸びた「ガリバルディ通り」に位置する古着屋、それがルチャーノとララの店である。(そんな名前聞いたことないぞ、という方はこちらをどうぞ。「古着屋のルチャーノ」「グッチとお城」…
LA CUCINA DI MAMMA DI ANDREA言わずもがな、友人アンドレアは南イタリア、プーリア州サン・セヴェーロ出身である。どこの国でもそうだが、「マンマの味が1番」は南イタリアともなるともはや宗教的である。とはいえ確かに美味いのだから仕方ない。それに頼る…
NON ESCE PIU' IL BIGLIETTO!!! 大変なことが起きた。といってもペルージャ的に大事件なだけである。まず、ペルージャのバスチケットがどう機能しているか、簡単に説明しよう。1回券は1ユーロ(約140円)で、乗車してから75分以内であれば何度でも乗り降りで…
LE PATATE AL FORNOこれがなくっちゃ、始まらない。イタリアへ帰ってきて1番目の「美味しいもの」は、大好物ポテトのオーブン焼き。イタリアの家庭の味でありながら、全てのリストランテ、オステリア、トラットリアのメニューにものっている。このポテトに目…
NON BUTTARE IL PASSAPORTO!!夜19時。まったく最悪な(いつもと同じの)イタリア入国。珍しく荷物が早く出てきても、入国審査で15分しか待たされなくても、あの、パスポートを投げてよこす瞬間、わたくしの脳みそに怒りのスイッチが入る。「次の方どうぞ」と…
BUON'ANNO PER TUTTI!!!明けましておめでとうございます。ブログを書き始めてようやく1年になろうとしています。ご愛読くださる皆様には、本当に感謝しています。時間が経つのは何て早いのでしょう。当初はイタリアで時間を持て余していたから、ブログに全力…
CHE COSA E' "KAIRO"?? CHE C'E DENTRO!? ペルージャは山間都市で丘の上に街が発達したため、冬はとにかく寒い。湿度が低く、そりゃ夏はよいが、冬の身を切るような寒さはたまらない。山風が運んでくる冷気に凍えながら冬を越すのだ。この時期朝晩は零度以下…
イタリアでは、クリスマスは家族と、お正月は友達や恋人と、というのが主流である。(恋人と過ごせないクリスマスが悲劇であるかのような風潮は、ニッポン特有だ)12月も半ばになるとクリスマス休暇と称して、イタリア人は家族の元へといそいそと帰省し始め…
PESANTE,PESANTE....CHE VUOI DIRE!!! 先日のコメント欄でYUKIKOさんと盛り上がった「イタリア式”重い(ペザンテ)”」について、せっかくだから触れてみたい。あいつら、本当にうるさいのである。もちろん、食べ物に関してである。「これはちょっと・・・重…
CARINA,HAI MESSO....KETCHUP!? 以前にも何度か登場した、ブラジル人のカリーナ。ペルージャでのわたくしの最後の同居人だ。(カリーナについてはこちら。カリーナの彼氏ロレンツォについてはこちら。)お世辞にもスマートとはいえないカリーナ。年頃の女性…
QUELLO CHE NON DIVENTA MAI POPOLARE IN ITALIAR天のM谷社長がある日こんなことを言った。「僕らがR天を立ち上げたとき、インターネットで、”いつでも””何でも”買える世の中になった。今はこれに”どこでも”が加わった。なぜならモバイルR天が出来たから…
POMODORI RIPIENI 昨日ペルージャのアンドレアから、料理自慢の写真が届いたので早速ご紹介。題して「トマトの詰め物(ポモドーロ・リピエーニ)」という、南イタリアをこれでもかと凝縮した代表料理だ。要は熟したトマトの中身をくりぬき、さらにトマトリゾ…
とある日曜日。わたくしの母が誕生日を迎えたので、ささやかながら祝杯をあげることになった。無類のワイン好きである母のため、「昼から飲もう」をテーマに、幾つかつまみを作った。以前にもブログでご紹介させていただいたことのある、「鶏肉と干しブドウ…
ニッポンでも首都圏を中心に店を構える、イタリアン・バール「SEGAFREDO ZANETTI(セガフレド・ザネッティ)」。ここのカフェ(エスプレッソ)はなかなか侮れない。東京で名高いイタリアンでご飯を食べても、最後に出てくるカフェが薄くて不味いとはよくあるこ…
PANETTONE12月ともなると、イタリアのスーパーや商店はのきなみPANETTONE(パネットーネ)を山積みにする。PANETTONEとは、イタリアで古くからクリスマスのドルチェとして愛されてきた、ふわふわの甘いパンのことだ。とにかく大きくてボリュームがあり、見た…
CACCA DI CANE ALLE STRADE!!!ニッポンの何がすごいって、安心して道を歩くことができる点だ。夜道も安全、目をつむっても心静かに闊歩することができる。実に素晴らしい。犯罪について言っているのではない。犬の糞について、である。今から5年前の2000年2…
約30年間に及ぶニッポン生活の中で、ゲイやレズビアンの友達は何故か出来たことがない。職場にも、大学にも、バイト先にも、いなかったのだ。いやいたのかもしれないが、彼らは皆ひっそりと身を潜めていて、わたくしが気づくよしもなかったのである。おすぎ…
イタリアのタバコ屋(TABACCHI)には、店前にタバコ自販機があるところとそうでないところがある。自販機を持たない店は、営業時間内しかタバコを販売することはできない。ガリバルディ通りのタバコ屋シモーネのところなどがそうである。一方、自販機を持つタ…
VINO NOVELLOニッポンは今、沸きに沸いている。何がってボジョレーである。わたくしは本場フランスでどのような盛り上がりがあるのか全く知らないのだが、ニッポンのそれは本国をしのぐほどではないかと思わせるくらい、凄まじい。しかしこれでも軽くなった…
今から3年前のクリスマス。大学も休みになってペルージャはガラガラ。イタリア人はクリスマスの休暇を必ず家族で祝うため、ペルージャ在住の学生や労働者はみな、こぞって帰省する。留学に来ていたフランス人やドイツ人、スウエーデン人たちもみな、国が近…
見つけた、ダウンタウンの写真を。右でふざけているのが、あのトルコ人オーナー、商魂逞しくて利益のことしか考えないといわれ、客からもスタッフからも超不人気な「カラマン」である。ちなみにその左で笑っているのが、一緒に働いていたイタリア人の女の子…
ていうかこんなネタ、誰も興味ないですよね、笑。これを知ったところで何の特にもなりませんが。まあ、忘れないうちにまとめておきたいという、個人的な趣向で書かせて頂きます。 わたくしが2年ほどカメリエラとして働いていたダウンタウンは、今年でオープ…
id:Kaffeepauseさんから回ってきました、お酒バトン。このようなものに参加するのは初めてでございますが、「酒」とあって避け(酒)ないわけにはいきません。←サムすぎる。ということでイタリアでの秘められた失敗談を公開しようではありませんか。いや、大…
皆様、お久しぶりでございます。2週間もブログが更新できずに大変申し訳ございません。何だか多忙な毎日で、帰宅してからPCを開く暇もなく・・・今週末こそは!と思いきや、もう日曜日となってしまいました。忙しさを理由にするようでは、まだまだ大人になっ…