今さらなのだが3ヶ月前のバーゲンでGETしたもの。Bataの赤いバックスキンのシューズ、5500円なり。赤すぎない朱色と、部分的に施されたバックスキンに一目惚れした。イタリアの大衆革靴ブランド「Bata」は、イタリアジンの強い味方である。一体何店舗あるの…
イタリアへ到着して3日目の朝のことを今でも鮮明に思い出す。ニッポン出発前にあわてて駆け込んだ歯医者で治療した歯がジンジン痛み出し、なんと詰めものがポロッと取れてしまったのだ。あう。先行き真っ暗である。これから先まだまだ長いというのに、詰め物…
LA COLAZIONE CON LA KASTERA D'ANDREAイタリアへ帰郷(あえてこの表現で)するとき、ニッポンからのお土産は既に決まっている。 酒:梅酒&日本酒 お菓子:カステラ&どら焼き 食料:ラーメン&カレー その他:カキピー これさえあれば万全、わたくしの帰郷…
LA PIZZA STA BENE CON LA BIRRA? O CON IL VINO?イタリアが生んだ極上品、PIZZAことピッツァ。イタリアにおけるピッツァとは、庶民の宝であり、シンプル・イズ・ベストのマルゲリータはピッツェリアで食べても1ホール4ユーロ前後(560円)でなければならな…
PAGATE!ペルージャのバール・アルベルトに巣食うとんでもない奴ら。それはお金を払わない奴ら。バールへ来る→ツケにする→そのまま払わない、この方程式を堪能しきっている奴ら。その一人がナイジェリア人のファリッド(写真右の左側。写真左の真ん中は店主の…
PRIMA DI TUTTO, TROVA IL POSTO LIBERO! あれ、こんなところにセガフレドが。ポイントも溜まったことだし、カッフェ・マッキアートでも飲むか。そう思いセガフレド新宿店へ一人入ってみた。笑顔で接客するレジの女性。「ボンジョルノ。ただいま大変混雑して…
KEN TAKAKURA 最近アンドレアがうるさい。ことあるたびに「目指せタカクラケン!と言う。以前スカイTVで古いニッポン映画を見て以来、彼にとって高倉健は特別な存在になってしまったらしい。いやしかし、高倉健といえば我々ニッポンジンにとっても「寡黙な男…
イタリア郵便事情の悪さは今に始まったことではなく、もはやイタリアジンも認識することである。ニッポンから送ってもらった荷物は一体いつになったら届くのか、そのやきもきした思いは、イタリアに住んだことのある方なら間違いなく味わうものだ。そんな不…
ペルージャへ戻るとまず連絡を入れるのがここ、トーマス&イヴァナ邸。どんなに突然帰ってきても、快く翌日のディナーに招待してくれる。別にディナー欲しさに連絡するわけじゃ勿論ないのだが、それでも期待せずにはいられないのが彼らの家のディナーなのだ…
イタリアの街角には、様々なポスターが溢れている。遠目に見ると格好いいのだが、近寄るとその雑な貼り方に驚く。これを仕事にしている人がいるはずなのに、恐ろしい完成度である。時期が過ぎても、次のネタがなければいつまでも残っているのも特徴だ。当然…
E' POPOLARE IL CAFFE' D'ORZO A ROMA? ちょっとご無沙汰してしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか?昨日のTVで気になる情報を見つけたのでちょっと一言・・・ あるある大辞典で「ローマの女性達の間で人気沸騰の飲み物として、カッフェ・ドルツォ(…
荒川静香が堂々金メダル。ニッポン中が湧きに湧いた瞬間。今年は特に最強の布陣ということもあって、期待を背負っていた日本フィギュアスケートだが、以前から世界的に人気のある種目であることは言うまでもない。それにしても荒川選手の美しさにはため息が…
AGLIANICO DEL MOLISE "CONTADO" 2001文句なしの旨さに出会った幸せな日。わたくしはアンドレア、ジュセッペと3人で、ペルージャのポルタ・ペーサにあるオステリア"LA LUMERA(ラ・ルムエラ)"にいた。ハウスワインをオーダーしようとする彼らを、わたくしは…
ご両親がニッポンジンである、ペルー人のアレッハンドロさん(写真:ベットーナの自宅の物置場で、愛する自転車と)の顔は、当たり前だが超ニッポンジンである。肩より長く伸ばした白髪混じりのロングヘアは、いつも後ろで1本に結わえられている。この風貌は…
わたくしの大事なお友達、ニッポンジンの顔を持つペルー人のアレッハンドロさん。(ヘッダでも紹介してますが、もっと詳しく知りたい方はどうぞこちらへ→アレッハンドロさんの行きつけバール) 現在彼は、ペルージャから車で30分ほどいくベットーナという小…
わたくしの実家がある横浜市内。東急ストアのレジ横に置いてある奇妙なもの。それは「スーパーのビニール袋をご入用でない方はこのプレートをカゴの中に入れてください」と書いてある20㎝×15cmサイズのプレート。仰せの通り、これをカゴに入れておけば、レジ…
I PERSONAGGI SUL BARMARIKO 横のフッダのところに、barmarikoの登場人物を簡単にまとめてみました♪何しろ外国人の名前って、どれもこれも似たり寄ったりで覚えにくい。なんとかしてくれぇーという叫びもあるに違いない。そもそもアルベルトとアンドレアとア…
IL CAFFE' MACCHIATO ARTISTICO AL BAR FRANCO大学前のバール・フランコへ寄ってみた。イタリアへ戻ってきたら、そりゃはずせないのがここのカッフェだ。一時期働いていたわたくしがそう言うのだから間違いない。店構えはお世辞にもよいとは言えないし、おし…
NON SI PUO!!何故今まで書いたことがなかったのか、ちょっと不思議な感もある。まあ最近は各種情報誌やネットでもまとめているから、既にご存知の方もいらっしゃるかもしれない。イタリアでの食事マナー。リストランテやトラットリアなど外で食べるときだけ…
IL CARPACCIO DI MANZO ”カルパッチョ”の名を聞いたことのないひとはいないだろう。実はこれ、正真正銘のイタリアンである。今から半世紀以上も前の1950年、ヴェネツィアのハリーズバー経営者ジュセッペ・チプリアーニが、とある女性客のために考案した逸品…
DOV'E' SPARITA LA LEGGE SUL FUMO? 2005年1月10日をもって、イタリアは全飲食店(パブ、バール、リストランテ、トラットリア、ピッツェリアなど飲食を扱う全店)における禁煙法を施行した。(当時自虐的とも言われたその背景や反応については、こちらをご覧…
I RICORDI NEL 2005 DEL BAR ALBERTO 全くいろんな事件が起こるものである。たかがバール。されどバール。やっぱりこのフィナーレは「初!ニッポンジン女性、ガリバルディ通りのバールを買収!」ですかね。バール・アルベルトの人々1 そこは駄目オトコの吹…
IL BAR ABBANDONATO...IL BAR ALBERTO2005年湧きに湧いた?ペルージャのガリバルディ通り、バール・アルベルトであるが、笑いあり涙ありの、ニッポンでいえばまるで寅さん状態である(いや、寅さんに失礼である)。今回さっそく、半年ぶりに顔を出してみた。…
GLI STUZZICHINI イタリアの食前酒文化に欠かせないものは、なんといっても「つまみ」である。一言でつまみといっても多種多様。生ハム・サラミやチーズにブルスケッタ、オリーブやら何とかの酢漬けやら、何でもこいである。勿論ナッツやポテトチップス類と…
IL BLOG DI UNA RAGAZZA ITALIANA "CUCINA CON PASSIONE"興味深いものを発見した。31歳イタリアジン女性(ニックネーム:sciu_sciu)の料理ブログである。ただの料理ブログではない。恐らく恋愛真っ只中の彼女が書くこのブログ、ニッポンジンであるわたくし…
LA POVERA STUDENTESSA AVEVA TEMPO SOLO PER LAVORO 貧乏暇なしとは誠によく言ったもので、ペルージャにいる間は始終、身をもって痛感する毎日だった。いつだったか定年退職後にペルージャ外国人大学に留学へいらしていた、60歳代のニッポンジン男性がこん…
INSALATA DI CAROTA ED ARANCIOこれって、好き嫌いがあるかもしれない。おかずにフルーツが入るのって苦手・・・という方いらっしゃるに違いない。例えば酢豚のパイナップル、わたくしも嫌いである。しかしながら、サラダに入れるフルーツに関して言えば、わ…
その手さばきには脱帽である。美しいじゃないか。やるじゃないか。全く計算されていないのにもかかわらず、何故か完成された素朴さが生まれる瞬間。イタリアのパスティッチェリア(お菓子屋さん)でドルチェを買うたびに関心してしまう。今日はペルージャ一…
CHE GRANDE!!BOLOGNA....ある日、北イタリアのボルツァーノに住む親友YUKIKOさんと待ち合わせをした。久しく会っていない友達に、どうしても会いたくなってしまったのである。とはいえボルツァーノは北イタリアというよりも、目の前がすぐオーストリアという…
UN UOMO A CUI NON PIACE PIU' IL CIOCCOLATO (前編をどうぞ先にお読みください) 待ちに待った、ランチタイム。「今日のメニューはなに?」「あんまり特別なものはないんだけど・・・ラザニア・ビアンカ(ホワイトソースのラザニア)と、レンズ豆の煮込み…