その他

チッタ・デッラ・ピエーヴェの友達1

ペルージャから車で40分ほど行ったところに、チッタ・デッラ・ピエーヴェというとても美しい街がある。その素晴らしい景観、建造物、自然に惚れ込んだ欧米の富豪たちが、いつの間にかこぞって別荘を建て、夏のシーズン中、実は街のあちこちで英語が飛び交う…

さ、さむい!?ペルージャの8月

CHE FRESCO A PERUGIA! ペルージャに着いて驚いた。真昼だというのにカラッとした空気、日陰に一歩入れば凛とした涼しさが心地よい。東京では考えられない、山間都市の気候である。7月はペルージャも暑く日中はさすがに30度を越える毎日だったのだが、8月に…

突然ですがイタリアからの第一報

・・・SONO IN ITALIA! 残暑お見舞い申し上げます。 皆様ご無沙汰しております。突然ですがイタリアへやってきました。短い短いバカンスですが・・・美味しいもので始めて美味しいもので締めたいと思っています。が、そうはなかなかさせてくれないのがイタリ…

ニッポン大好き!なブラジル?

ルームメイトのカリーナはイタリア人の父とブラジル人の母を持つサンパウロ出身のハーフである。23歳でサンパウロの大学を卒業し、イタリアはペルージャへとやってきた。父親はサンパウロで開業医、つまりブラジルにおいて相当な裕福層といえる彼ら。サン…

クーラーのない夏

L'ESTATE A PERUGIA SENZA L'ARIA CONDIZIONATAもはや有り得ない。東京の生活からクーラーを除外するなど。しかし思えばペルージャでの約3年、夏といえどクーラーの姿はなかった。まずクーラー付きの家というものを殆ど見たことがない。だから東京でも我慢し…

イタリアブログで覗くローマのキッチン

写真がとっても素敵なローマ在住イタリアジン女性のブログ「イル・カボレット・ブリュッセル」をご紹介。レシピも素晴らしく美味しそうなのだが、それより何より写真公開してくれた彼女のキッチンに目が釘付けである。うう、イヴァナのキッチンもそうだが、…

謎の日本人(元)サッカー選手

ペルージャ外国人大学の真裏にあったわたくしの家。以前にもお話したことがあるのだが、3つの個室、バスルーム、キッチンというこじんまりした間取りである。3つの個室は1つがわたくし用、もう1つが友人のロセッラ(イタリアジン)用、そして残りの1つ…

お詫びと反省

すっかりご無沙汰しておりますm(_ _)m どうにもこうにも仕事が忙しくて、5月はなんと3回しか日記の更新ができませんでした。いつも読んでくださっている皆様、本当にすみません。それから心配のお便りをくださった方、本当に有難うございます。書きたいこと…

おまけ・アレッハンドロさん宅のランプ

先日ご紹介したデルータ産の陶器の大ファンである、友人アレッハンドロさん。新居を購入した際、あのオリーブオイル談義についつい熱が入ったおっちゃんの工房で、いろいろ買い揃えている。今日はおまけでその中の一つをちょっと見せていただこう。写真右は…

デルータのテラコッタ工房(やっぱりアンタはイタリアジン)

LA TERRACOTTA A DERUTA テラコッタとはイタリアでいう「陶器」のこと。「テラ(TERRA)=土」、「コッタ(COTTA)=焼いた」の意味である。ウンブリア州の中でも古都アッシジに程近いデルータという街、ここはイタリアきってのテラコッタ産地として名高い。…

Bataの靴

今さらなのだが3ヶ月前のバーゲンでGETしたもの。Bataの赤いバックスキンのシューズ、5500円なり。赤すぎない朱色と、部分的に施されたバックスキンに一目惚れした。イタリアの大衆革靴ブランド「Bata」は、イタリアジンの強い味方である。一体何店舗あるの…

海外での悩み→歯医者

イタリアへ到着して3日目の朝のことを今でも鮮明に思い出す。ニッポン出発前にあわてて駆け込んだ歯医者で治療した歯がジンジン痛み出し、なんと詰めものがポロッと取れてしまったのだ。あう。先行き真っ暗である。これから先まだまだ長いというのに、詰め物…

まずお席を確保してください

PRIMA DI TUTTO, TROVA IL POSTO LIBERO! あれ、こんなところにセガフレドが。ポイントも溜まったことだし、カッフェ・マッキアートでも飲むか。そう思いセガフレド新宿店へ一人入ってみた。笑顔で接客するレジの女性。「ボンジョルノ。ただいま大変混雑して…

スーパーの袋にみるニッポンVSイタリア

わたくしの実家がある横浜市内。東急ストアのレジ横に置いてある奇妙なもの。それは「スーパーのビニール袋をご入用でない方はこのプレートをカゴの中に入れてください」と書いてある20㎝×15cmサイズのプレート。仰せの通り、これをカゴに入れておけば、レジ…

登場人物を紹介してみました

I PERSONAGGI SUL BARMARIKO 横のフッダのところに、barmarikoの登場人物を簡単にまとめてみました♪何しろ外国人の名前って、どれもこれも似たり寄ったりで覚えにくい。なんとかしてくれぇーという叫びもあるに違いない。そもそもアルベルトとアンドレアとア…

これってタブーです

NON SI PUO!!何故今まで書いたことがなかったのか、ちょっと不思議な感もある。まあ最近は各種情報誌やネットでもまとめているから、既にご存知の方もいらっしゃるかもしれない。イタリアでの食事マナー。リストランテやトラットリアなど外で食べるときだけ…

貧乏暇なしの全て

LA POVERA STUDENTESSA AVEVA TEMPO SOLO PER LAVORO 貧乏暇なしとは誠によく言ったもので、ペルージャにいる間は始終、身をもって痛感する毎日だった。いつだったか定年退職後にペルージャ外国人大学に留学へいらしていた、60歳代のニッポンジン男性がこん…

イタリア流にお菓子を包むと・・・

その手さばきには脱帽である。美しいじゃないか。やるじゃないか。全く計算されていないのにもかかわらず、何故か完成された素朴さが生まれる瞬間。イタリアのパスティッチェリア(お菓子屋さん)でドルチェを買うたびに関心してしまう。今日はペルージャ一…

ボローニャってデカイ!

CHE GRANDE!!BOLOGNA....ある日、北イタリアのボルツァーノに住む親友YUKIKOさんと待ち合わせをした。久しく会っていない友達に、どうしても会いたくなってしまったのである。とはいえボルツァーノは北イタリアというよりも、目の前がすぐオーストリアという…

新春おめでとうございます

BUON'ANNO PER TUTTI!!!明けましておめでとうございます。ブログを書き始めてようやく1年になろうとしています。ご愛読くださる皆様には、本当に感謝しています。時間が経つのは何て早いのでしょう。当初はイタリアで時間を持て余していたから、ブログに全力…

SEGAFREDO ZANETTIのエスプレッソ

ニッポンでも首都圏を中心に店を構える、イタリアン・バール「SEGAFREDO ZANETTI(セガフレド・ザネッティ)」。ここのカフェ(エスプレッソ)はなかなか侮れない。東京で名高いイタリアンでご飯を食べても、最後に出てくるカフェが薄くて不味いとはよくあるこ…

ローマでクリスマス♪の悲劇

今から3年前のクリスマス。大学も休みになってペルージャはガラガラ。イタリア人はクリスマスの休暇を必ず家族で祝うため、ペルージャ在住の学生や労働者はみな、こぞって帰省する。留学に来ていたフランス人やドイツ人、スウエーデン人たちもみな、国が近…

お酒バトン

id:Kaffeepauseさんから回ってきました、お酒バトン。このようなものに参加するのは初めてでございますが、「酒」とあって避け(酒)ないわけにはいきません。←サムすぎる。ということでイタリアでの秘められた失敗談を公開しようではありませんか。いや、大…

見つけた、ベン・リュー

ECCOLO!BEN RYE'! つい先日、夏のバカンスでペルージャのトーマス家で飲んだパッスィート・ワイン。南イタリアはシチリアのあのドンナ・フガータ社が世に贈る「BEN RYE'(ベン・リュー)」を、発見した!ニッポンでも購入できるとは、何と言う幸せ!!こういう…

電車を降りるとき

QUANDO SI SCENDE DAL TRENO わたくしが初めてイタリアを訪れたのは、そう昔のことではない。たったの5年前である。それまでイタリアのイの字も知らず、夕食後に平気でカプチーノを飲み、いつだったかフィレンツェで洋服を試着室で試していたニッポンジンが…

トイレの音

IL SUONO NEL BAGNO イタリアで(というよりニッポン以外の国ではどこでも、同じ反応が返ってくるだろうが)「ニッポンの女性トイレには音消しボタンがあるんだよ。”音姫”っていうの。小川のセセラギの音がするんだよ」と言うと、100%皆さん言葉を失う。わた…

初公開!トーマス&イヴァナ家

これだけ美味しいものを私たちにブンッと放り投げてくださるトーマス&イヴァナのお家を、ちょっとお見せしよう。彼らの家はきちんと片付いていることがない。いつもモノに溢れている。しかしその散らかり具合は、絶妙なバランスでもって、常に居心地のよい…

ペルージャの夏

L'ESTATE DI PERUGIAペルージャの夏は、意外にも過ごしやすい。ローマやフィレンツェやボローニャに比べるとやはり山間都市だからだろう湿度が低く、朝晩の涼しさは非常に心地よい。勿論一般家庭にも街中の商店にも、バールにもパブにもクーラーなど存在しな…

ロセッラとわたくしの同居人探し〜エピローグ〜

わたくしが最後にペルージャで住んだ、サンタ・エリザベッタ通り1番地の家は、真裏にペルージャ外国人大学、目の前には中世の水道橋、見上げれば紀元前エトルリア時代の遺影が見え隠れするチェントロ(中心地)と城壁という景観、つまり立地的には申し分の無…

イタリアのスーパーⅡ

IL SUPERMERCATO IN ITALIA Ⅱさて、第二の特徴「野菜・果物が量り売り」であることについてだが、これは本当に便利である。ニッポンでも是非導入すべきである。生鮮食品売り場には、「量り」「ビニール袋」「ビニール製手袋」が並ぶ。客はまずこのビニール袋…