レシピ
簡単そうでなかなか思いつかなかったこの方法。スペイン南部のムルシャという街に住む、友人カルメン宅に滞在していたときに、残りモノでパッパッと作ってくれたのがこれ。カルメンは日頃はロンドンで働くOLなのだが、これは職場の同僚から教えてもらったレ…
最近すっかりはまっているのが、アボガドとお刺身のサラダにたっぷりのクレソンを添えたもの。個人的にはアボガドとサーモンの組み合わせがいたく気に入っている。そしてクレソン。彼はなくてはならない超主役級の役割を果たす。口の中にほんのり残る苦味が…
IL CARPACCIO DI MANZO ”カルパッチョ”の名を聞いたことのないひとはいないだろう。実はこれ、正真正銘のイタリアンである。今から半世紀以上も前の1950年、ヴェネツィアのハリーズバー経営者ジュセッペ・チプリアーニが、とある女性客のために考案した逸品…
INSALATA DI CAROTA ED ARANCIOこれって、好き嫌いがあるかもしれない。おかずにフルーツが入るのって苦手・・・という方いらっしゃるに違いない。例えば酢豚のパイナップル、わたくしも嫌いである。しかしながら、サラダに入れるフルーツに関して言えば、わ…
LA SCAMORZA CON I POMODORINI このレシピを忘れていた!何だか最近レシピばかりで申し訳ない。”アンドレアとマリコのお料理日記〜”のようになってきたではないか。ほかにも珍事件・怒事件はたくさんあるのだが、忘れないうちにこのレシピは残しておきたいの…
GLI SPAGHETTI CON I GAMBERETTI ED I POMODORINI これもお手軽、簡単、本当に助かるパスタである。海のないここペルージャで、新鮮なエビはなかなか手に入らない。いや、魚屋や市場へ行けば勿論売っているのだが、海がないことを理由にどの店も大体週に2回…
LE BRUSCHETTE CON LA SCAMORZA ED I POMODORINI今日の夕飯(もちろんアンドレア宅)はブルスケッタ。2005年秋に獲れたばかりのL'OLIO NOVELLO(新しいオリーブオイル)を、プーリア州の実家から持ってかえってきたばかりだから是非味わってみて、ということ…
とある日曜日。わたくしの母が誕生日を迎えたので、ささやかながら祝杯をあげることになった。無類のワイン好きである母のため、「昼から飲もう」をテーマに、幾つかつまみを作った。以前にもブログでご紹介させていただいたことのある、「鶏肉と干しブドウ…
I CARAMARI AL POMODORO CON LE ACCIUGHE 来ました、来ました、来ましたよー。ワインがすすむイタリアンつまみ。これ、そのままパスタソースにしても最高なのだが、今日はこれを肴にワインをグイグイいきましょう系で。唐辛子を多めに入れてピリ辛にすると、…
LA FRITTATA CON LE VERDURE フリッタータとは、イタリア版卵焼きのことである。ニッポンの卵焼きと違うのは、パルミジャーノチーズをたっぷり卵生地に混ぜること。そして両面をきっちり焼くこと。ニッポンジン的には、半熟のとろっとした卵焼きに憧れるのが…
トイレの話の次に食べ物!?本当にすみません、美しくなくて。しかし!この美味しいマリネを皆様にご紹介せずにはいられなかったのである。ということでトイレの次だが、始めてしまおう。言わずもがな、このマリネは白ワインやロゼワインやシャンパンにピッ…
LA PASTA AL POMODORO CON IL TONNO ある日親友アンドレアと食料の買出しへ行った。ワインやら、ハムやら、野菜やらをわんさと抱えてバスに乗る。降りたところで、たまたまあるニッポンジン女性が立ち話をしていた。それを見て声をかけるアンドレア。「チャ…
またまたアンドレアの登場。何だか彼の影響で、イタリア家庭料理と言えば南イタリアはプーリア州の郷土料理ばかりを紹介するようになってしまった。まあ野菜好きのわたくしとしては大変ありがたいレシピばかりで、からだに優しいマンマの味そのものである。…
IL PRANZO CON ANDREA "IL RISOTTO CON I ZUCCHINI"「そろそろ使わなくちゃいけないズッキーニがあるから、今日のお昼はそれでリゾットにしよう」とアンドレア。いつもいつも、本当にありがとうございます。今回バカンスと称してペルージャに到着してからと…
また豆か〜?!そう言わずに試してみてください。このサラダにパン、チーズ、よく冷えた白ワイン。こんなシンプルランチが最高な季節である。イタリア人はとにかくよく豆を食べる、というのは以前何度も書いたと思うが、この白いんげん豆サラダは、食にうる…
LE LENTICCHIE AL CURRYわたくしは豆料理には目がない。とはいえニッポンにいた頃は、独り暮らしの身で使う豆と言えば大豆の水煮缶くらいのものだった。ヒジキに入れたり、手羽先と生姜で煮込んだり。だからイタリアで、こんなに美味しくて滋養効果の高い、…
LA PALPETTA GIAPPONESE ALLA WAFU IN ITALIA 今日は、イタリアで作って大、大、大好評だった和食メニューをご紹介しよう。(イタリア料理じゃなくてすみません)以前にもイタリア人が好きな和食について書いたことがあったが(id:barmariko:20050522)、わた…
またまた作ってしまった、大好きなプチトマトのリゾット。今回は旬のアスパラを加え、さらに大好物のルッコラを山盛りのせてみる。このルッコラのせ、実はわたくし大、大、大好きなのである。一時期、それこそ何にでも、このルッコラをたっぷりのせて食べる…
LA PASTA CON I PEPERONI ED I POMOODORINI ピーマンもトマトも美味しい季節がやってきた。イタリアのピーマンは、ご存知赤や黄色のカラフルなジャンボピーマンである。ニッポンでも最近スーパーなどで見かけるが、イタリアのピーマンは半端なく大きい。まる…
LA PASTA FREDDA初夏を感じる暑さは日に日に増し、冷たいパスタを食卓から外すわけにはいかなくなってきた。「冷製パスタ」などというと意味もなくこ洒落たイメージが沸き起こるかもしれないが、イタリアでは夏になるとランチにもディナーにもそれこそサラダ…
L'INSALATA DI FAGIOLI AL LIMONE 新鮮なインゲン豆がたくさん手に入ったら絶対作るのがこのサラダである。レモンが利いた初夏にぴったりの爽やかな一皿だ。お肉のグリルの付け合せとして食べてもよいし、暑い昼下がりにこのサラダとパン、ハム、チーズ、そ…
IL RISOTTO CON I FUNGHI E I POMODORINI リゾットが難しいと思っている方は多いだろう。イタリアへ来る前わたくしもそうだった。パスタ以上に特別な料理のような気がしていたし、イタリアンを食べる機会があったら迷わずリゾットを選んだりしていた。しかし…
LE ORECHIETTE CON I FAGIOLI ROSSI E LA PANCETTA AL ROSMALINO 以前もちらっと紹介したことがあるこのパスタ、写真を撮ったので改めてご紹介しよう。このレシピは南イタリアのプーリア州郷土料理である。教えてくれたのは勿論プーリア州出身の友人アンドレ…
GLI ANTIPASTI ROSSI 最近ブレサオラ(http://d.hatena.ne.jp/barmariko/20050403)にはまっていると以前書いたが、友人のアンドレアとこのブレサオラを混ぜた前菜盛り合わせを偶然発案した。というより残り物でたまたま出来上がったのが気づけば赤い色ばか…
お昼にレンズ豆を食べた。作ってくれたのはお馴染みアンドレア。当然彼のマンマのレシピである。ニッポンでレンズ豆といってもいまいちピンとこない。流行のデリでレンズ豆を使った外国惣菜を目にすることはあるが、驚くほどの値段である。かといって自分で…
最近はまっているのがブレサオラである。干した牛肉、見た目は赤い生ハムのようであるが、脂身の非常に少ない引き締まった味である。どことなくビーフ・ジャーキーのような風味がある。とにかくイタリアには数え切れないほどのサラミや生ハム類があり、肉の…
これは旨い。本当に旨い。簡単でイタリアのどの家庭でも作るポテトのオーブン焼き。それでいて街のトラットリアやオステリアでも肉のつけ合わせとしても頻繁に登場する。作り方はそれこそ家庭によって色々で、わたくしの友人も皆それぞれ微妙に異なるレシピ…
アンドレアが作る簡単・お手軽・野菜たっぷりパスタは今日も健在である。わたくしが大好きなのは前回ご紹介した「赤インゲン豆とタマネギのオレキエッテ(耳たぶ型のショートパスタ)ローズマリー風味」であるが、シンプルを更に極めた野菜の甘みだけで食べ…