ワインのお供たち

barmariko2005-12-11


とある日曜日。わたくしの母が誕生日を迎えたので、ささやかながら祝杯をあげることになった。無類のワイン好きである母のため、「昼から飲もう」をテーマに、幾つかつまみを作った。以前にもブログでご紹介させていただいたことのある、「鶏肉と干しブドウのマリネ」や「白インゲン豆とツナのマリネ」は勿論のこと、奮発して買ってきたミラノサラミやレバーのパテなどが並ぶ。お祝い事だからまずはシャンパンで、ということでとりあえずシャンパンに合うものを考えた。

もう一つ並んだ、お手軽つまみが、アンチョビーポテトである。これも本当に簡単。

アンチョビーポテト(2人分)
材料:ジャガイモ2個、アンチョビーフィレ好きなだけ、ニンニク1かけ、パセリ

  1. 皮付きのジャガイモを、塩を加えたたっぷりの水から茹でる。
  2. やわらかくなったら、つぶしてマッシュポテトのようにする。
  3. 一方でアンチョビーの瓶詰めを用意し、その油を少しフライパンにひく。ニンニクを加えて香りが出てきたら、アンチョビーも加え、ゆっくり溶かす。
  4. 出来立てほやほやのマッシュポテトの上に、この熱々のアンチョビーオイルをかける。よく混ぜて味がなじんだら、パセリを散らして出来上がり。

これはビールのつまみにもなるし、本当に食が進むので、是非お試しください。ポイントは、ポテトがまだ熱々の状態で、さらに熱々なオイルをかけること。ちなみにこのアンチョビーオイルは本当に有能である。例えばピーマンやナス、ズッキーニなどの野菜グリルにかけても美味しく頂ける。それだけでちょっとハイクラスな感じがしてしまうのは何故だろう。アンチョビーってせっかく1瓶買っても、なかなか使いきらずにそのまま冷蔵庫で眠らせてしまうこと、結構あるはず。確かに長持ちするから心配はないが・・・そんな忘れさられたアンチョビーの活用方法でもある。

いやぁ、それにしてもこの日はこれだけ前菜をモリモリ食べた後に、プチトマトとマッシュルームのリゾットで締めて、大満腹の一日であった。